ギフト券買取サイトを利用する際に「即日振込」といった言葉を目にすることもありますが、15時半以降に利用した場合「入金反映は翌営業日」になってしまい、その日のうちに入金したいときは銀行窓口が営業している時間に行くのが当たり前でしたよね。
インターネットが普及し銀行窓口へ行かなくてもネット環境があれば24時間いつでも好きな時間に振込手続きを行えるようになりましたが、15時半以降の入金反映については従来通りとなり、手続きはいつでもできるのに反映されない。という矛盾が生まれてしまいました。こうした制限をなくし、銀行間での平日夜間や土日祝日における即時入金時間を拡大するために「モアタイム」が構築され、2018年10月9日より多くに銀行でモアタイムの導入が開始となり24時間365日いつでも入金確認できるようになりました。
目次
モアタイムシステムの注意点とは
入金する側も、入金される側もすぐに確認ができるためとても便利なシステムとなっていますが利用する上で注意点があり、条件に当てはまらない場合は翌営業日の着金になってしまう場合もあるため確認していきましょう。
モアタイムシステムに対応していない金融機関が存在する
信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協会組合などが参加しており国内金融機関の9割以上が対象になっていますが、モアタイムに対応していない金融機関は従来通り15時半以降の入金だと翌営業日の着金になってしまいます。
入金する側、入金される側どちらもモアタイムに対応している必要がある
モアタイムに対応している金融機関から送金を行っても、振込先が対応していない場合は送金時間によって翌営業日の着金になってしまう場合がございます。モアタイムシステムというのは対応している金融機関同士での利用に限られるため、振込先がモアタイムに対応しているかどうかの確認が必要になります。
モアタイム稼働時間は金融機関によって異なる
モアタイムシステムは接続する時間帯を各金融機関によって任意で設定することができます。必ず24時間稼働しているわけではないため稼働時間についても確認しておく必要があります。
年末年始やGW(ゴールデンウィーク)は対応していない場合がある
モアタイムシステムに対応しているからといっても、銀行メンテナンスが行われている場合や、年末年始・GWといった休暇期間の場合はシステム停止をしている場合があります。システム停止を行っている時間帯に振込手続きを行うと翌営業日の着金になってしまうため事前に確認しておきましょう。
特に、年末年始はATMの営業時間も大きく異なり、ネットバンクでの手続きも通常時と異なる場合があります。ギフト券の買取を考えている方で入金反映の確認をしておかないと、必要なタイミングで手元にお金が入ってこなくなってしまう可能性があります。各銀行が事前にHPで告知している場合もあるためきちんと確認しておきましょう。
モアタイムシステムのメリット
モアタイムシステムが導入されたことで24時間365日、時間を気にせず利用することができるようになりました。そのため、ギフト券の買取においても即日振込が可能となり、深夜早朝・土日祝もあまり気にすることなくご利用いただけます。
ギフト券買取サイトでは24時間365日の振込に対応しているところもありますが、中には振込時間が決まっている買取サイトもあるため、せっかくモアタイムシステムに対応していても買取サイトが営業時間外になっていると、結果的に翌営業日の入金反映になってしまうことになります。金融機関の確認はもちろん、利用する買取サイトの振込対応時間もきちんと確認しておきましょう。